INPEXの天然ガス関連設備㊧とミツウロコ子会社の蓄電所

INPEXは30日、ミツウロコグループホールディングス(HD)子会社と国内で電力販売を手がける新会社を設立すると発表した。INPEXが天然ガスを販売する企業などに電気の販売を提案する。同社にとって国内の電力小売事業は初めてで、主力の天然ガス事業以外での収益拡大を狙う。

新会社は2月末に設立する予定で、社名は「INPEXミツウロコ電力」となる見通し。INPEX子会社で国内事業を手がけるINPEX JAPANが51%、ミツウロコの子会社ミツウロコグリーンエネルギー(東京・中央)が49%出資する。社長はINPEX JAPANの宮永勝代表取締役が就く予定だという。

当面はミツウロコグリーンエネルギーから供給を受けた電気を、INPEXの拠点や天然ガスの卸先などに供給することを想定する。将来は新会社で太陽光発電所や蓄電所を開発し、生み出した電気の販売も視野に入れる。

INPEXは国内外での天然ガスの掘削や販売を手がけ、海外での液化天然ガス(LNG)事業の割合が大きい。電力事業は原油価格の変動で受ける影響が相対的に少なく、既存の顧客網を生かして規模拡大を狙う。

【関連記事】

  • ・INPEX、「エコ水素」の実証設備 製造時のCO2は地中に埋める
  • ・INPEX、国内で蓄電所参入 蓄電池のパワーエックスが納入
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。