住友ファーマが30日発表した2025年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比5倍の1076億円になった。北米向けの前立腺がん治療薬「オルゴビクス」や過活動ぼうこう治療薬「ジェムテサ」が患者の自己負担軽減などを背景に販売数量を伸ばした。
売上高にあたる売上収益は19%増の3477億円、営業利益は8.3倍の1097億円だった。販管費の削減や研究開発費の圧縮が効いた。7〜9月期に計上したアジア事業の譲渡益490億円も利益を押し上げた。
26年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上収益は前期比8%増の4290億円、純利益は3.9倍の920億円を見込む。4〜12月期の純利益は通期予想を上回る。抗がん剤開発が進み1〜3月期に研究開発費の増加が見込まれるほか、為替などの不確定要素を踏まえ、業績予想の修正は見送った。
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