関西電力が30日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%減の3401億円だった。定期検査により原子力発電所の稼働率が下がり、発電コストがかさんだ。インフレを背景に発電所など設備の修繕費も増えた。
売上高は6%減の2兆9491億円、営業利益は3%減の3877億円だった。原発の利用率が82.3%と前年同期比9.8ポイント下がり、経常利益ベースで390億円の減益要因となった。このうち高浜原発4号機の検査中に配管の損傷が見つかり、再稼働が3週間遅れたことも利益を30億円押し下げた。
法人向けの電力やガスの販売が伸び悩む一方、子会社オプテージによる情報通信事業は好調だった。
同日記者会見した菊岡将文経理室長は「原発については定期検査が重なったものの、稼働自体は安定している」と話した。
26年3月期通期の業績見通しは売上高が前期比7%減の4兆500億円、純利益は14%減の3600億円とする従来予想を据え置いた。
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