苫東エリアに大規模データセンターができる=AI Tech Tomakomai提供、パース図

サーバー設備をリーシングするシンガポールのFreyr Technology AIや特別目的会社(SPC)のAI Tech Tomakomai(東京・千代田)が参画し、投資総額が3500億円の大規模データセンターが北海道苫小牧市内に整備される。SPCなどが30日発表した。2027年春をめどに受電容量5万キロワットのコンテナ型データセンターが整備される計画だ。

Freyr Technology AIがサーバーなどに約3000億円を投資する。建屋や受電設備、冷却設備などの整備にはSPCが約500億円投資する。エコロミ(東京・千代田)が電気工事などを手掛ける。SPCには米ナスダック市場の上場企業が出資しているという。

米エヌビディアが開発する最新鋭のデータセンター向け画像処理半導体(GPU)を使い、生成AI(人工知能)の情報処理に対応する。建設場所は苫東エリアで、敷地面積は10ヘクタールの計画。4月に1万キロワットのデータセンターを整備し、27年春までに5万キロワットまで拡張する。

同日開いた記者会見で、Freyr Technology AIで最高財務責任者(CFO)を務めるイアン・ウォン氏は苫小牧を選んだ理由について「持続可能な電力供給などがあった」と述べた。電力供給次第では、データセンターのさらなる増設もありうるという。27年春をめどに地元企業や学生など向けの人材育成センターもつくる方針だ。

苫小牧市やAI Tech Tomakomaiなどが会見を開いた(30日、北海道苫小牧市)

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