記者会見する宮本社長(30日、高松市)

四国電力は30日、2026年3月期の連結純利益が前期比24%減の520億円になりそうだと発表した。従来予想から110億円上方修正した。25年夏の猛暑で電力需要が伸び、情報通信などを手がけるグループ会社の利益も増える。

今期は電力需要の増加で過去最高益だった前期の反動で減収減益を見込んでいた。30日の発表でも売上高は従来予想をさらに300億円引き下げ、同10%減の7700億円とした。経常利益は150億円上振れとなる同26%減の680億円とし、宮本喜弘社長は記者会見で「電気事業で100億円、情報通信やエンジニアリング事業などその他事業で50億円上振れする」と説明した。

最大35億円の自社株買いも発表した。2月2〜27日に実施し、最大200万株を買い付ける。

宮本社長は会見で将来的に洋上風力発電に着手する可能性についても言及した。「脱炭素社会の実現に向けて洋上風力は重要なものと考えている。将来的には浮体式でやりたい」と述べた。事業の開始時期や設置場所などは決まっていない。

同日発表した25年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の482億円だった。売上高は9%減の5610億円。燃料費調整額の減少により、小売り販売収入が落ち込んだことなどが響いた。

地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。