
アイリスオーヤマ(仙台市)は28日、グループ会社のアイリスフーズ(同)が鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)で生産したパックごはん約20万食を自主回収すると発表した。一部製品でふたのフィルムの接着が不十分で、輸送中の衝撃などで開く可能性があることが判明したため。これまでに健康被害の報告はないという。
回収対象は5月22日に同工場で生産した「低温製法米のおいしいごはん」。賞味期限が2026年5月で、生産日と製造場所を示す「BB+IO」という記号がトレー側面に印字されている。主に九州、中四国、関西で流通しているという。
当該日にセンサーの異常で生産ラインに不具合があったのが原因とみられる。6月14日以降に購入者などから中のご飯が変色しているとの問い合わせが20件以上寄せられ、調査の結果ふたの接着に問題があることが判明した。
問い合わせはアイリスフーズお客様窓口(電話0800・888・6060)。
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