
大阪ガスが2日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比54%増の1403億円だった。米国の天然ガス事業が伸びた。国内ではガスや電力の原料・燃料価格の下落で生じた販売価格との差額である「タイムラグ差益」も前年同期比で132億円増えた。
売上高は微減の1兆4388億円、営業利益は34%増の1337億円だった。米国ではシェールガスの生産量が増えた。液化天然ガス(LNG)の「フリーポート基地」の設備トラブルも解消し、収益貢献した。国内ではガス販売量がほぼ横ばいとなったものの、電気販売量は夏の高気温による冷房需要で4%増えた。
26年3月期の連結業績は、従来予想を据え置いた。売上高は前期比1%減の2兆500億円、純利益は6%増の1420億円を見込む。
同日、株式給付信託(日本版ESOP)を活用して自社株を交付する株式報奨制度を管理職向けに導入すると発表した。3月19日までに3億円分の株式を取得し、29年3月ごろに付与する。役員には導入済みだが、課長級以上の従業員にも対象を広げる。大ガスは「従業員の会社業績への意識やエンゲージメントの向上を図る」としている。
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