
カメラの交換レンズなどを製造する光学機器メーカーのタムロンは2日、針を用いない血糖値センサーの実用化を目指すライトタッチテクノロジー(LTT、大阪市)に出資したと発表した。出資金額は非公表。LTTは現在、糖尿病患者の心身に負荷をかけない医療機器やウエアラブルデバイスの製品化を目指しており、タムロンが保有する光学技術とのシナジー(相乗効果)創出を目指す。
LTTは量子科学技術研究開発機構発のベンチャーとして、同機構の「高輝度中赤外レーザー」という技術を核とした製品の開発を進めている。このレーザーを通じて、生体の深部の成分情報を瞬時に捉えられるという。
糖尿病患者は血糖値を測定する際に、少量の血液を採取する必要があるが、負担やストレスを感じる人も少なくない。侵襲性の低いデバイスの実用化は今後、世界的な需要の広がりが見込まれることなどから、出資を決めた。
タムロンは近年「撮るから測るへの深化」を掲げ、インフラ点検やヘルスケアなどに事業領域を広げている。
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