アンリツが開発した錠剤検査装置

計測機器を手がけるアンリツは3日、薬などの錠剤の内部に異物が入っていないかを検査する装置を発売したと発表した。1時間で最大約25万錠の錠剤を調べられる。従来は一部をサンプルとして取り出して検査する方法が一般的だったが、アンリツの装置を使うことで錠剤の全数検査が可能となる。

製品名は「Ariphas(アリファス)」。可視光線よりも波長の長い「近赤外光」を使う。毛髪や虫などの異物が入っているかどうかや、錠剤の内部で成分量が均一になっているかどうかを検査する。異常が見つかった錠剤は自動で選別されるため、検査にかかる人員も減らせる。

これまで錠剤の内部を分析するには、錠剤の一部をサンプルとして取り出し破壊して検査する必要があった。装置を使えば錠剤を破壊する必要もなくなる上、出荷する錠剤の全てをくまなく検査できるようになる。製薬会社や健康食品の製造現場への導入を想定する。装置の価格や販売目標は非公表とした。

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