
ちゅうぎんフィナンシャルグループ傘下のCキューブ・コンサルティング(岡山市)は地元企業の新社屋について、資材製造から解体までに排出される二酸化炭素(CO2)量を算定した。岡山県産の木材を使ったオフィスビルの環境価値を訴求する取り組みの一環だ。
ソフトウエア開発のセリオ(同)が2025年6月に完成した新社屋について算定した。設計の島田治男建築設計事務所(香川県宇多津町)と施工の荒木組(岡山市)の協力を得た。
新社屋は岡山県産材の直交集成板(CLT)を使い、太陽光発電や蓄電池も導入した。1平方メートルあたりの1年間に排出するCO2換算量は74.5キログラムで、同様の指標を用いた比較可能なオフィスより約4割少ない水準という。
建物の生涯を通じた環境負荷の検証は「ライフサイクルアセスメント(LCA)」という。日本ではCO2排出量の4割ほどを建築物分野が占めるとされる。国土交通省は2028年度をめどに建築物LCAの実施を促す制度の開始をめざしている。
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