
ファミリーマートは4日、フランチャイズチェーン(FC)の加盟店オーナー向けに売り場や商品を展示するイベントを始めた。本部が見本とする品ぞろえの商品棚を並べるほか、新商品の試食コーナーなどを設ける。小型スーパーなどとの競争が激化する中、集客や客単価の向上のヒントを示し加盟店の収益力の底上げにつなげる。
「ファミマEXPO(エキスポ)」を東京都内のイベント施設で開いた。都内での開催は5日までで、加盟店のオーナーや店長、アルバイトの従業員が参加できる。4月までに大阪や名古屋、仙台など国内11カ所で同様の展示会を催す。
会場には、それぞれの出店エリアに適した商品棚の見本を展示する。例えば住宅街にある店舗を想定した日用品の売り場では、ティッシュ箱や洗濯用洗剤を充実させる。郊外の路面店をイメージした商品棚には作業用の手袋などを多めに用意する。オーナーや店長が自身の店舗と比較しながら改善できるようにする。
チルドコーナーを模した商品棚では、パスタの近くにカップ総菜を陳列するなど、買い合わせの促進に生かせる並べ方を提案する。これから発売する揚げ物やスイーツなども試食コーナーも用意し、店頭販促の準備に役立てられるようにする。
ファミマは創業して間もない40年近く前から同様の展示会を定期的に開いている。近年は物価高で消費者の節約志向が強まり、小型スーパーなどとの競争も激しい。理想的な売り場を分かりやすく示すことで、店舗の改善意欲をかき立てる。
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