「Tokyo Design Center」には外部との共創を目的とする空間も設けた(28日、東京都渋谷区)

中国・美的集団傘下で東芝ブランドの家電を販売する東芝ライフスタイル(川崎市)は28日、東京・渋谷にデザイン開発拠点を開設したと発表した。家電製品のデザイン開発や、イベントなどを通じた若年層へのブランド発信の拠点として活用する。

「Tokyo Design Center」を複合施設「渋谷サクラステージ」内に開設した。施設には外部のクリエーターや学生を招くスペース、3Dプリンターなどを設置したラボなどを備える。音楽やファッションなど様々な文化の中心である渋谷という立地を生かし、ポップアップやアートイベントの実施も想定しているという。

発表会に登壇した東芝ライフスタイルの白戸健嗣社長㊨(28日、東京都渋谷区)

同日の発表会に登壇した東芝ライフスタイルの白戸健嗣社長は「シェアを伸ばしていくためにはブランドの若返りが必要だ。将来の主要顧客となる若年層の意見の吸収、ブランドの発信拠点として活用していきたい」と話した。

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