LINEヤフーが4日発表した2025年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比44%増の1833億円だった。この期間では最高益を更新した。QRコード決済大手の子会社PayPayの業績拡大が貢献した。
純利益は事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、1687億円)を上回った。売上高にあたる売上収益は5%増の1兆4953億円、営業利益は12%増の2841億円だった。
26年3月期通期の売上収益は前期比4%増の2兆円と、従来予想から1000億円下方修正した。子会社アスクルが受けたサイバー攻撃によるシステム障害の影響が響く。
26年3月期通期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)見通しは据え置いた。前期比6〜8%増の5000億〜5100億円を見込む。サイバー被害に伴う下振れはコスト削減などで吸収する。
同日の決算説明会で、27年3月期は調整後EBITDAで5600億〜5700億円を目指すと明らかにした。坂上亮介・最高財務責任者(CFO)は「メディア事業とコマース事業でそれぞれ100億円、(PayPayなどの)戦略事業で200億円、コスト削減で150億円の増益効果を見込む」と説明した。
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