アンテナ用ガラス基板は石川工場で量産する

ジャパンディスプレイ(JDI)は4日、衛星通信アンテナ用ガラス基板の開発や供給で米カイメタ・コーポレーションと提携したと発表した。カイメタ社が開発した次世代アンテナ向けに搭載し、2027年から販売を目指す。JDIは経営再建の一環として主力のディスプレー事業以外の新領域を開拓しており、収益源に育てる。

産業用衛星アンテナを手掛けるカイメタ社と共同開発や供給で契約を結んだ。カイメタ社のアンテナ技術と、JDIのガラス基板技術を組み合わせて次世代アンテナを開発する。

JDIは液晶ディスプレーなどに使われる表示方式TFTの量産技術を生かす。JDIのガラス基板を採用し、低消費電力を実現できるという。次世代アンテナは異なる周波数帯の送受信を高速で切り替えられる。主に防衛用途で販売し、今後ドローンや地上局など商用分野への展開も視野に入れる。

経営不振のJDIは25年末に茂原工場(千葉県茂原市)での生産を終え、石川工場(石川県川北町)に生産を集約している。アンテナ用ガラス基板は石川工場で生産する。

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