関西財界セミナーで問題提起する関西経済連合会の松本正義会長(5日、京都市左京区)

関西経済同友会と関西経済連合会が主催する「第64回関西財界セミナー」が5日午前、国立京都国際会館(京都市)で開幕した。テーマは「新たなステージへの挑戦〜関西が描く持続可能な未来社会〜」。6日までの2日間、大阪・関西万博のレガシー(遺産)や人工知能(AI)など関心の高い6つのテーマで分科会を開き、政財界のパネリストが議論する。

関西経済同友会の永井靖二代表幹事(大林組副社長)は開会のあいさつで「昨年の万博を、関西ひいては日本経済の発展に向けた巻き返しの転機としなければならない。その理念や有形無形の価値をレガシーとして次代に継承することが重要だ」と述べた。

関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は「わが国はAIの本格活用にカジを切ったが、現場での利活用はなお途上にある。安全保障の確保を前提に、日本の国際競争力を高める新たな価値創出の源泉として、国や企業が取るべきAI戦略を議論してほしい」と呼びかけた。

2年ぶりの京都開催となった今年は約700人の関係者が参加する。

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