クスリのアオキの買収防衛策議案にオアシスが反対を表明した

クスリのアオキホールディングスの株主である香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントは5日、クスリのアオキが導入を目指す買収防衛策の議案に反対を表明した。17日の臨時株主総会で反対票を投じるようほかの株主にも呼びかけた。創業家による企業支配が目的で少数株主や共同株主の利益に資するものではないとしている。

オアシスはクスリのアオキ株を11%超保有する大株主。5日付で「アオキを守るために」と題した声明を公表した。声明では「買収防衛策は20%以上の株式取得を目指す他の株主を事実上、取締役会の一存で希薄化することができるものであり、一般株主に対して極めて差別的」と批判した。

オアシスは創業家の青木宏憲社長や青木孝憲副社長を対象とした有償ストックオプション(SO)についても「青木家のみの利益に資するもので、アオキの企業価値を毀損するもの」と改めて問題視した。SOをめぐりオアシスは2024〜25年に宏憲氏・孝憲両氏の取締役解任を求めている。

クスリのアオキは17日に開く臨時株主総会で、同社株の20%以上(議決権ベース)となる買い付けに対し、所定の手続きに従わない場合に他の株主に無償で新株予約権を割り当てるなどの対抗措置をとれるようにする買収防衛策を諮る。

【関連記事】

  • ・クスリのアオキ、2月17日に臨時株主総会 買収防衛策の導入決議
  • ・イオン、クスリのアオキ株の保有目的「友好関係維持」を削除
  • ・イオンの岡田会長、クスリのアオキの社外取辞任 ガバナンス問題視
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。