
壁紙商社のサンゲツは5日、壁紙と石こうボードを一体化した建材の発売を発表した。従来は建築現場で施工していた壁紙の貼り付け作業を省くことで、現場作業を減らして工期を短くする。100平方メートルあたりの作業時間は6時間弱と、従来より34%短縮できる。職人不足や労働時間規制への対応が必要になっている建設業界での需要を見込む。
ボードの名称は「INNO PANEL(イノパネル)」で、幅は約90センチメートル。3種類の高さで販売し、柄は8通り用意する。サンゲツと石こうボード最大手の吉野石膏、光学フィルター大手のフジプレアムの3社で開発した。石こうボードにあらかじめ壁紙をラミネート加工した状態で出荷する。現場ではパネルを設置すれば工事が完了する。
従来の建材は石こうボードを住居の壁面の下地に固定する際に騒音が発生するため、周辺住民がいる住居の改修などは作業できる時間帯が限られていた。イノパネルは施工時に騒音が発生しづらいため、作業時間帯の選択肢が広がるという。
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