
花王は5日、2026年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の1300億円になる見通しだと発表した。増益は3期連続で利益額は19年12月期(1482億円)以来7年ぶりの高水準となる。欧米やアジアで日焼け止めや化粧品の売り上げが伸びる。
あわせて株式分割も発表した。7月1日を効力発生日として1株を2株に分ける。5日の終値をもとに試算すると最低投資額は約65万円から約33万円に下がる。投資しやすくして投資家層を広げる。
26年12月期の年間配当は株式分割考慮ベースで37期連続で増える。株式分割前の第2四半期末は78円、分割後の期末配当は39円を計画する。
売上高は4%増の1兆7500億円を見込む。事業別ではスキンケアを含むヘルスビューティーケア事業が6%増の4615億円と予想する。主力の日焼け止め「ビオレUV」が伸びる。化粧品事業は4%増の2715億円になる見通しだ。敏感肌ケアブランド「キュレル」の欧米の販売国が増える。
営業利益は11%増の1820億円と予想する。販売数量が増えるほか、衣料用洗剤などの日用品では付加価値を高めるのにあわせて値上げする。人件費やマーケティング投資が増え販管費が約250億円の減益要因になるが、吸収する。
同日発表した25年12月期の連結決算は売上高が前の期比4%増の1兆6886億円、純利益が11%増の1200億円だった。値上げ効果や化粧品事業の収益改善などが寄与した。
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