OKI(沖電気工業)は5日、2026年3月期の連結純利益が前期比52%増の190億円になる見通しだと発表した。従来予想から30億円上方修正した。リコー、東芝テックと共同出資する事務機生産のエトリアへの参画に伴う事業譲渡や政策保有株売却による特別利益を織り込んだ。
売上高は5%減の4300億円と従来予想から100億円下方修正した。ATMなどを手掛けるエンタープライズソリューション事業で東南アジアの案件落札ができなかったことなどが影響して想定より下がる。電子機器の受託製造サービス(EMS)事業の一部顧客で受注時期の後倒しがあったことも影響する。
営業利益は10億円上方修正し、7.4%増の200億円を見込む。社会インフラなどのパブリックソリューション事業で消防システムの入れ替え需要増や利益率の高い案件の獲得により想定を上回る増益を見込む。
同日発表した25年4〜12月期連結決算は純利益が前年同期の3.7倍となる73億円だった。エトリアへの事務機事業の一部譲渡で51億円の譲渡益を計上した。売上高は8%減の2822億円だった。前年同期に新紙幣対応で伸びたATM需要の反動減が響いた。
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