
スクウェア・エニックス・ホールディングスは5日、2026年3月期の連結純利益が前期比11%増の270億円になる見通しだと発表した。従来予想(31%減)を101億円上回り、一転増益となる。ゲームを中心とする主力のデジタルエンタテインメント事業で収益性が向上したほか、グッズの企画・販売などのライツ・プロパティ等事業が好調だった。
あわせて、同社として初めて株主優待制度を導入すると発表した。同社が運営するウェブストアで利用できるクーポンを贈呈する。26年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、人気タイトル「ドラゴンクエスト」の40周年を記念する純銀製メダルを抽選で贈呈する。当選者は400人の予定だという。
売上高は前期比14%減の2800億円とする予想を据え置いた。営業利益は21%増の490億円を見込み、従来予想から80億円引き上げた。デジタルエンタテインメント事業は、家庭用ゲーム向けに大型タイトルを発売した前期の反動減などで減収となったが、家庭用向けのリピート販売が好調だったことやスマホ向けゲームで決済手段の多様化が進んだことにより採算が改善した。
同日発表した25年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比13%減の2154億円、純利益は4%増の256億円だった。
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