
ツムラが6日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%減の231億円だった。4〜12月期の最終減益は6年ぶり。原料の戦略的な積み増しにより売上原価が増えた。従業員の給料を増やしたことや政策保有株式の売却益が減ったことも影響した。
売上高は6%増の1451億円だった。国内事業は2%増で、めまいや頭痛などの症状に使う医療用漢方薬の販売が伸びた。中国事業は41%増だった。医薬品の生産や卸売りを手がける中国企業を連結化した効果が出た。
営業利益は11%減の288億円だった。天候不順や災害などに備えて原料生薬の在庫を戦略的に積み増した影響などで売上原価が増え、売上総利益が減った。給料や諸手当を増やしたことも減益要因になった。
26年3月期通期の業績予想は変えなかった。売上高は前期比9%増の1980億円、純利益は25%減の243億円を見込む。

ツムラは3日、養命酒製造が手がける「薬用養命酒」などの事業をツムラが買収する可能性に関して「検討していることは事実」と発表した。養命酒製造によると養命酒関連事業の26年3月期の売上高予想は81億円、このうち国内養命酒は64億円になる。
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