
JR東日本は6日、1編成の全号車を荷物専用に改造した新幹線車両を盛岡新幹線車両センター(盛岡市)で報道陣に初公開した。列車荷物輸送サービス「はこビュン」として3月23日以降平日の毎日、同センターから東京新幹線車両センター(東京・北)までを定期運行する。

車両は山形新幹線「つばさ」として運行していたE3系の7両。座席をすべて取り外し、荷物を固定するため床などを改造した。車体の外側には車窓の部分に農水産物や加工食品、工業品といった荷物のイメージ画像をあしらった。

定期運行は盛岡センターで荷物を積み込み、正午前に発車。盛岡駅に移動して東北新幹線「やまびこ」に連結し、東京駅までともに走行する。東京センターには午後4時ころに到着する。東京から盛岡に戻る際に荷物は積まない。

盛岡センターでの荷物積み込みには無人搬送車(AGV)を使い省力化する。車両の乗降口付近までAGVが自動走行でカーゴを運んだ後、人が車内にカーゴごと荷物を積み込む一連の作業も実演された。1編成で最大17.4トンを積載できる。

JR東日本はモーダルシフトで地方創生やドライバー不足解消、脱炭素に対応するとして2021年にはこビュンを始めた。既に同社が運行する各新幹線で実施しているが、専用の新幹線車両を導入するのは初めて。
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