韓国企業が開発した指輪型の血圧計

大塚ホールディングス傘下の大塚製薬は6日、韓国のヘルスケア企業スカイラボス社が開発した指輪型の自動血圧計について、日本で独占販売する契約を結んだと発表した。大塚製薬は循環器・腎臓疾患領域の医薬品に強みがあり、高血圧症の診断から治療までを支援できるようにする。

高血圧の患者が指に装着することで血圧を24時間測定できる。測定中も自由に動くことができる。従来の血圧計は上腕や手首にバンドを巻き、一時的に血流を制限することで測定していた。測定時に痛みや不快感が生じやすいほか、夜間の測定時に睡眠を妨げてしまう課題があった。指輪型はより違和感なく、24時間モニタリングできる。

韓国では2023年に医療機器の認証を取得し、24年には国民健康保険の適用対象となった。現在は韓国の1700以上の医療機関で使われており、累計の処方数は15万件を超えている。

日本には高血圧患者が約4300万人いると推計されている。そのうち約29%は治療を受けていても血圧のコントロールが不良で、約33%が患者自身の高血圧状態を認識していないとの報告もある。スカイラボス社は今後、日本でも医療機器としての製造販売承認の取得や保険収載を目指すとしている。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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