NTTドコモは9日、スマートフォンと衛星を直接通信するサービスを2026年度初頭にも始めると発表した。スマホが地上の基地局を介さずに衛星と直接接続し、山間部や離島、海上などでもメッセージの送受信やデータ通信をできるようにする。災害時や有事の際の通信手段の確保にも役立つ。
提供料金や対応エリア、対応機種などの詳細は今後発表する。現行の通信規格「4G(LTE)」対応のスマホであればサービスを利用でき、専用の機器は必要としない。法人向けのサービスについてはNTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)が取り扱う。
国内の携帯基地局の人口カバー率は現状で約99%だ。ただ山間部や離島など地理的な制約により電波が届かない通信圏外となる地域も残り、面積カバー率では6割程度にとどまるとみられる。
KDDIは25年4月、米スペースXの衛星通信網「スターリンク」を使ったスマホと衛星の直接通信サービスを始めた。ソフトバンクも同様のサービスを26年にも始めるとしている。
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