オリックスの2025年4〜12月期は最高益を更新した

オリックスが9日発表した2025年4〜12月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比43%増の3896億円だった。4〜12月期では前年に続いて過去最高益になった。東芝など投資先の収益が伸びたほか、中古車売却など自動車事業や保険が好調だった。環境エネルギー部門での売却益計上も純利益を押し上げた。

環境エネルギー部門では、インド再生可能エネルギー大手のグリーンコ・エナジー・ホールディングスの売却益として831億円を計上した。

17年に発行済み株式の約20%を取得した米地熱発電大手のオーマット・テクノロジーズ株も全て売却した。山本和樹業務執行役員は9日の記者会見で「日本やアジアでのシナジーを期待していたが、規制の違いで難しく22年から売却を進めてきた。オーマット株は堅調に推移し売却益を得られた」と話した。

インバウンド(訪日外国人)の増加で空港事業も好調だった。ただ、3カ月遅れで業績に計上している関西国際空港では25年12月の中国人旅客数が前年同月比で約4割減少した。売り上げに占める中国人旅客の割合は小さいものの、一部施設では春節期間の予約が鈍化しているという。

26年3月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比25%増の4400億円と、3期連続で最高益となる見通しだ。通期見通しに対する4〜12月期の進捗率は89%だった。

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