日揮ホールディングスは今期の業績予想を上方修正した

日揮ホールディングスは10日、2026年3月期の連結最終損益が300億円の黒字(前期は3億9800万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想を20億円上回る。エンジニアリング事業の工事が想定以上に進むほか、円安も寄与する。

営業損益は310億円の黒字(前期は114億円の赤字)と30億円引き上げる。工事の順調な進捗に加え、販管費も減少する。円安が進み、外貨建て債権債務の評価替えで為替差益として37億円を営業外収益に計上することも押し上げる。

売上高は前期比14%減の7400億円と300億円下振れする。今期で終了するとみていたある工事案件の一部で期間が延び、計上時期が来期にずれ込む。

同日発表した25年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比6%減の5668億円、最終損益は299億円の黒字(前年同期は39億円の赤字)だった。

同日、自己株式1550万株を27日付で消却すると発表した。消却前の発行済み株式数の5.97%にあたる。同社は「具体的に使途が見込まれないものは消却がいいと判断した」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。