
西日本鉄道は12日、福岡県内で運行する路線バスの本数を2%程度減らすと発表した。2026年春のダイヤ改正で平日は2.0%(323便)、土曜は2.3%(297便)、日曜・祝日は2.3%(278便)それぞれ減便する。2月時点で1日あたり59人の運転士が不足している。利用者の少ない路線などの運行体制を見直す。
西鉄は全国最大級のバス会社。グループ会社を含めて3月14日と4月1日の2段階で減便する。地区別では平日に福岡で1.7%、北九州で4.1%、筑豊で1.2%減らす。減便で約41人分の運転士不足の解消や労働負荷の軽減を見込む。
同社では運転士の離職や高齢化に伴う人員不足が深刻化している。25年2〜4月にも平日に福岡地区や久留米・佐賀・大牟田地区などで計413便減便した。
運転士確保に向けて25年度に10億円を投じて待遇改善に乗り出し、拘束時間の短縮や賃上げを実施した。転職イベントに参加するなどして、同年度の運転士採用人数は138人(1日時点)で、過去10年間で初めて退職者(119人)を上回る見通しだ。
ただ、今回のダイヤ改正後も運転士不足は解消されない。西鉄は運転士の待遇改善をグループ全体に広げるよう検討する。関東や関西の転職イベントにも参加して積極的な採用活動を継続する。
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