
テレビ東京ホールディングス(HD)傘下のテレビ東京は12日、知的財産(IP)ビジネスなどを手掛けるMinto(ミント、東京・港)と資本業務提携したと発表した。第三者割当増資を引き受けて5億円を出資する。テレビ東京の乳幼児向け番組「シナぷしゅ」をはじめとした自社IPの海外展開を推し進めるほか、共同で新たなIPを開発する。
テレビ東京は出資を通じて、IPのデジタル活用や海外展開に強みを持つミントのノウハウを取り込む。ミントは中国やタイ、ベトナムに拠点を持つ。漫画やアニメ、キャラクターなどのIPを軸に企画・制作、SNSや動画配信を活用したマーケティング、海外流通までを手掛ける。
提携後の重点施策の一つがシナぷしゅの海外展開だ。国や地域ごとの文化や教育環境に応じて番組の仕様を柔軟に変更する。放送や配信だけでなく、キャラクターの商品化など周辺ビジネスの拡大にもつなげる。
両社は既存IPの海外展開に加え、新たなIPの共同開発にも取り組む。テレビ東京が持つコンテンツの制作力とミントのノウハウを組み合わせて、世界市場を視野に入れたIP創出を目指す。さらにミントが手掛けるショートドラマ事業における協業も進める。
テレビ東京は2035年までの長期ビジョンにおいて、グループの海外売上比率を24年度の17%から35年には40%とする目標を定めている。「今後もシナジー(相乗効果)が見込める企業との資本業務提携やM&A(合併・買収)を進める」としている。
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