
ゼンショーホールディングス(HD)が12日発表した2025年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の355億円だった。すしチェーン「はま寿司」や、欧米中心にすしのテイクアウト商品などを手がける中食業態が好調で利益を押し上げた。主力の牛丼チェーン「すき家」は、3月に国内の複数店舗で異物混入が発覚した影響で客数が減少したことやコメなどの原価高騰が利益面の重荷となった。

純利益は事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス)の361億円を下回った。売上高は11%増の9366億円、営業利益は5%増の609億円だった。
「グローバルはま寿司」事業の売上高は28%増の2313億円、営業利益は24%増の178億円となった。手ごろな価格やデザートなどの幅広いメニューが奏功し、国内を中心に売上高を伸ばした。「グローバル中食」事業の売上高は4%増の1648億円、営業利益は14%増の220億円だった。欧米を中心に海外で展開するテイクアウトすし業態やフルーツ業態が好調だった。

「グローバルすき家」事業は売上高が5%増の2330億円、営業利益は64%減の73億円となった。既存店売上高は4%増だった。日本国内では3月に発覚した複数店舗での異物混入により客数減につながったが、期間限定メニュー「ローストビーフ丼」などを打ち出して客数減に歯止めをかけつつある。4〜12月の客数の減少率は5%と4〜9月(7%)から縮小した。利益面では、営業時間の短縮や、コメや牛肉などの原価高騰で利益率が悪化し、大幅な営業減益につながった。
26年3月期の通期予想は据え置いた。売上高は前期比8%増の1兆2235億円、純利益は8%増の425億円を見込む。
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