歯科治療機器製造のナカニシが12日発表した2025年12月期の連結決算は最終損益が23億円の赤字となった。前年同期は85億円の黒字だった。23年に完全子会社化した米国のデンタルチェアメーカー、DCIインターナショナルの売り上げが米関税政策の影響で伸び悩み、のれんの減損損失137億円を計上した。
連結売上高は前年同期比5%増の811億円と過去最高を更新した。主力の歯科事業は4%増の481億円、外科事業は28%増の55億円だった。関税政策の影響に加え、事業成長に向け人件費や販管費を積み増したことで、営業利益は4%減の140億円となった。
今後はのれん償却額の計上がなくなり「業績は改善する見込み」(鈴木大介執行役員)という。26年12月期の連結業績は売上高が9%増の881億円、純利益は109億円を見込む。
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