パワーエックスが13日発表した2025年12月期の連結決算は売上高が前の期に比べ3.1倍の193億円だった。送電線とつながる系統向けを中心に主力の蓄電システムが好調だった。最終損益は先行投資の負担などで16億円の赤字だったが、量産効果による原価低減や販管費抑制で前の期の80億円の赤字から圧縮した。

26年12月期の業績予想も25年12月に東証グロース市場に上場してから初めて示した。売上高は前期の2倍近い380億円とし、最終損益は10億〜15億円の黒字化を見込む。蓄電システムは見込みも含め今期で360億円の受注残があるとし、さらに上積みを狙う。

同社は岡山県玉野市にある自社や提携先の工場で独自に開発した大・中型の蓄電システムなどを生産・販売する。電力の需給調整により収益を得る蓄電所が全国に拡大しているほか、産業・商業用や太陽光発電設備に併設する需要も堅調で受注を伸ばす。

電力の販売や蓄電所の開発なども成長を見込む。一方、蓄電システムを活用した電気自動車(EV)向けの急速充電システムはEVの普及の遅れから事業を見直す。

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