ラクスは13日、子会社のエンジニア派遣会社を技術者派遣を手掛けるBREXA Technology(ブレクサテクノロジー、東京・千代田)に売却すると発表した。4月に全株式を187億円で譲渡する。事業譲渡益を見込んで、50億円を上限とした自社株買いを実施する。クラウド事業に経営資源を集中し、連結営業利益率の改善を目指す。
売却するラクスパートナーズは、ITエンジニアが約1000人在籍する。同社の2025年3月期の売上高は前の期比19%増の70億円、純利益は43%増の5億8500万円だった。エンジニア派遣事業はラクスの祖業だったが、クラウド事業との相乗効果が薄れていた。
譲渡益は26年4〜6月期に特別利益として165億円を計上する見込み。譲渡益の取得に先んじて、50億円を上限とした自社株買いを実施する。2月16日から3月19日にかけて、発行済み株式総数(自己株式を除く)の2.44%にあたる880万株を上限に買い付ける。
ラクスが同日発表した25年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比25%増の442億円、純利益が72%増の95億円だった。主力の経費精算クラウド「楽楽精算」や請求書発行サービス「楽楽明細」で新規導入社数が増えた。
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