さいたま市は13日、埼玉高速鉄道(地下鉄7号線)の延伸について開業目標を2041年とする素案の概要を公表した。同鉄道浦和美園駅から東武野田線岩槻駅付近までを結び、新駅を設ける計画。鉄道施設整備の概算事業費は1440億円で工期は14年。同市と埼玉県は25年度内に鉄道事業者に事業実施を要請するとしている。
延伸距離は約7.2キロメートルで、浦和美園駅と岩槻駅の間に「埼玉スタジアム駅」と「中間駅」(いずれも仮称)を設ける。25年度の試算では整備効果を費用で割った「費用便益比」は1.2、黒字転換は27年となり「都市鉄道等利便増進法」の適用の目安を満たした。費用は国、県と市、整備主体が3分の1ずつ負担する。県と市の割合は埼玉県が35%、さいたま市が65%とした。
事業の実施には県と市による鉄道事業者への要請後、鉄道事業者が国の認可を受ける必要がある。地下鉄7号線の延伸構想を巡っては当初、23年度中の事業要請を目指していたが、物価高騰の影響で建設費の試算が当初より上振れするなどしたため見送っていた。
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