BYDの軽EV「ラッコ」

中国・電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)日本法人は16日、2026年夏に発売予定の軽EV「ラッコ」の専用サイトを開設したと発表した。軽EVの開発秘話、モデル名の由来、デザインの説明などが公開された。発売までの話題作りでより多くの潜在顧客にアプローチする。

ラッコはBYDが日本専用に開発した車種だ。軽自動車のなかでも車高が高い「スーパーハイトワゴン」タイプで、広い荷室空間を確保した。競合の日産自動車の軽EV「サクラ」やホンダの「N-ONE e:」にはないスライドドアを採用し、カップル、ファミリー、高齢者など幅広い層が利用しやすい設計にした。

航続距離は標準で200キロメートル超、最長で300キロメートル超になる予定だ。長距離移動にも対応し、2台目需要だけでなくファーストカーとしての利用も見据える。専用サイトには軽EVの情報が順次追加される。

BYDはラッコの発売を見据え、26年から地方都市に小型店を新設し店舗網を広げる。同社は25年末時点で全国に69店舗(開業準備室を含む)を出店した。従来の販売店に加えて小型店の出店も加速し、販売拡大につなげる。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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