東京電力ホールディングス(HD)は16日、保有する東京エネシス株を売り出すと発表した。売り出し株式数は最大310万株で、発行済み株式(自己株式を除く)の9%にあたる。16日終値(1872円)で計算すると売り出し総額は60億円規模になる。

売却は3月中を予定する。2026年3月期の連結決算予想には織り込んでいない。売却後、東京エネシス株の保有比率は現在の27%から18%超に減少する見通し。今後も電力の安定供給に向けて協力するため、一定程度の資本関係を保つ。

東電は1月に公表した新たな再建計画のなかで、今後3年以内に保有資産を2000億円売却する方針を明記していた。1月29日には送配電子会社が保有する関電工株の売却も決めていた。同日終値で計算すると売り出し総額は1500億円規模に上る。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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