オニツカタイガー表参道(東京都渋谷区)

アシックスは16日、高級ブランド「オニツカタイガー」の大型店を2026年に開業する方針を明らかにした。インバウンド(訪日外国人)で人気の店内の混雑緩和などが目的。同日の決算説明会で広田康人会長兼最高経営責任者(CEO)が「年内に国内で複数の大型店を開店したい」と述べた。26年12月期の業績予想には織り込み済みとしている。

アシックスの25年12月期の連結決算はオニツカタイガーの事業売上高が前の期比43%の1365億円と好調だった。26年12月期は前期比11%の増収を見込む。現在は都内や大阪にある大型店が増えれば、店舗の混雑緩和に加え、一段の成長を期待できる。

同社は説明会で、成長鈍化を懸念する声に「発射台が高くなっている」(小林尚経理部長)と理解を求めた。その上で、小林氏は1月の売上高(速報値)は前年同月比2割増だったと明かし「このままいけば上振れの余地もある」と語った。

前期のオニツカタイガーは前の期比約9割増の415億円をインバウンドが購入したとみられる。足元は中国からの訪日客の売り上げが昨秋以前に比べ2〜3割減っているものの、米国やフィリピンなどからの訪日客の売り上げは伸びている。広田氏は「インバウンド売上高全体では前年比でプラスだ」と強調した。

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