ニチレイ社長に就任する嶋本和訓取締役上席執行役員

ニチレイは17日、嶋本和訓取締役上席執行役員(54)が4月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。大櫛顕也社長(61)は代表権のある会長に就く。社長交代は7年ぶり。嶋本氏はM&A(合併・買収)の経験や経営手腕が評価され、海外の事業展開を加速させる。

嶋本氏は低温物流事業を担うニチレイロジグループ本社での経歴が長く、2024年4月からは同社の社長を務めている。欧州では組織再編やM&Aを通じ事業を拡大し、東南アジア諸国連合(ASEAN)では関連会社の連結子会社化やベトナムへの進出などを果たした。

大櫛氏は19年4月からニチレイの社長を務めており、加工食品事業では高付加価値商品を展開した。米国の冷凍食品工場の新設決定など海外への積極的な投資を実施した。26年4月1日に冷凍食品子会社と水産品・畜産品子会社を合併する道筋をつけた。

ニチレイの26年3月期の連結業績は売上高が前期比微減の7000億円、営業利益が3%増の395億円、当期純利益が13%増の280億円を見込む。

嶋本 和訓氏(しまもと・かずのり) 96年(平8年)東京理科大理卒、ニチレイ入社。24年ニチレイロジグループ本社社長、ニチレイ取締役上席執行役員。大阪府出身。54歳。 BUSINESS DAILY by NIKKEI

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