松山工場のシリカゲル製造設備

大阪ソーダは医薬品生産に使うシリカゲルの製造能力を倍増する。松山工場(松山市)と尼崎工場(兵庫県尼崎市)で計100億円超を投じる。糖尿病や肥満症の治療薬の市場が拡大し、精製工程で使われるシリカゲルの需要が伸びていることに対応する。

17日に愛媛県、松山市と立地協定を結んだ。松山工場では新たな製造棟を建設し、2028年4月に稼働させる予定だ。愛媛県庁で開いた協定書調印式で大阪ソーダの寺田健志社長は「当社のシリカゲルは糖尿病薬の需要増加と肥満治療薬という新たな市場の急速な発展で世界的に需要が拡大している」と説明した。

立地協定を結んだ大阪ソーダの寺田社長㊥と中村時広知事㊧、野志克仁市長

シリカゲルは医薬品の製造工程で不純物を取り除くために使う。大阪ソーダは医薬品精製用のシリカゲルで約7割の世界シェアを持つ。松山工場では24年に製造設備が完成したが、現在の能力では28年ごろには需要が上回る見通しだという。

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