日本デザインコミッティー理事長の田川氏㊨とメンバーの佐藤氏(18日、東京都中央区)

著名なデザイナーや建築家が集う「日本デザインコミッティー」は18日、松屋銀座店(東京・中央)7階の「デザインギャラリー1953」で開く展覧会の企画を公募すると発表した。募集期間は同日〜7月3日。最優秀企画2点は2027年2〜6月に約2カ月ずつ展示し、副賞で50万円を授与する。デザインを巡る議論の喚起や関心向上につなげる。

「デザインギャラリーアワード」と称し、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏ら同団体に所属するクリエーター5人が審査する。参加形式や年齢の制限は設けず、自身のデザインであれば作品ジャンルも問わない。視点の新規性やインパクト、デザインの完成度などが審査基準だ。審査結果は9月中旬に発表する。

松屋銀座店7階にある45平方メートルのギャラリー(18日、東京都中央区)

日本デザインコミッティーは1953年に発足し、同時期から松屋と関係を築いてきた。55年には優れたデザインの雑貨や食器を集めたセレクトショップ「デザインコレクション」を開設。ギャラリーは64年に開いて以来約60年、企画・運営を手掛けている。展覧会の開催数は約800回にのぼる。

同団体の理事長を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏は「自身も同ギャラリーの展示が業界に入るきっかけの一つだった。展覧会を通じた波及効果を生みたい」と力を込めた。佐藤氏は「デザインに関心がない人も立ち寄れる場で、面白い挑戦だ。こんな視点があるのかという発見の場になれば」と期待を語った。

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