保有現預金の水準を適切にするため最大50億円の自社株買いを実施する

トレンドマイクロは18日、2026年12月期の連結純利益が前期比6%増の366億円になりそうだと発表した。セキュリティーソフトの販売が欧米を中心に伸びる。前期に為替差損が膨らんだ反動も出る。営業費などのコストは増えるものの最終増益を確保する。

売上高は9%増の3015億円を計画する。地域別では米州と欧州が10%程度の増収、アジアが10%台半ばの増収になると予想する。日本の増収率は1ケタ台前半を見込む。営業利益は2%減の564億円の計画だ。法人向けビジネスで、新規顧客の獲得に向けた人件費やマーケティングなどの費用が増える。

同日、最大50億円の自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.92%にあたる120万株を上限とする。取得期間は19日から3月24日まで。「保有する現預金の水準を適切にして株主資本の効率性をさらに上げることが目的」(同社)という。

トレンドマイクロの株価は18日終値が5591円だった。25年2月に付けた過去最高値のほぼ半値となっている。

同日発表した25年12月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ微増の345億円だった。セキュリティーなどの売り上げは伸びたが、為替差損益の悪化などが重荷となり微増益にとどまった。

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