エイブリックが発売した「S-19760/1シリーズ」(写真中央の黒い部品)

ミネベアミツミ傘下のエイブリック(東京・港)は18日、自動車向け半導体の新製品を発売したと発表した。自動車の電子制御ユニット(ECU)などの内部に搭載し、セ氏125度の高温に耐えることができる。回路内で発生したノイズを抑え、電圧を一定に保つ役割を担う。

新製品の名称は「S-19760/1シリーズ」で、車載センサーなどの採用も見込む。従来品と異なる構造にしたことで、高温であっても電圧を保つ精度を上げることができた。センサーやECUに搭載する部品の精度が上がれば、自動車の安全性により貢献できるようになる。

サンプル価格は1個120円から280円(税別)の範囲で設定する。製造の前工程は外部の協力会社が担い、後工程は秋田県大仙市の自社工場で担う。2030年には1年で150万個の生産を目指す。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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