イオンが販売する「トップバリュベストプライス」の衣料品(18日、東京都江東区)

イオン傘下のイオンリテールは18日、割安で販売するプライベートブランド(PB)「トップバリュベストプライス」の衣料品を2026年8月までに170品と6割増やす。疲労回復に効果があるとするリカバリーウエアは3倍に増やす。物価高で節約志向が高まるなか、低価格や機能性を打ち出す。

4年ぶりにベストプライスの衣料品を販売する。全国のイオンとイオンスタイルの約600店舗で取り扱う。主力のPB「トップバリュ」と比べ、価格を2〜3割程度抑えた。2月上旬に男性用のワイシャツ(2178円)や3足組の靴下(528円)を発売した。今後は使用頻度が高い靴下や肌着、日用品を中心に商品数を増やす。

イオンリテールは同日、25年12月から展開するリカバリーウエアの「EX セリアント」シリーズで室内着の新商品も発表した。20日から長袖Tシャツ(5478円)やパンツ(同)など計18品を追加する。繊維に数種類の鉱石を練り込んでおり、吸収した体熱を遠赤外線として発することで血行促進や疲労回復効果があるという。

イオンリテールの小田嶋淳子執行役員は都内で開いた発表会で「衣料品フロアへの集客が課題だ。低価格商品やリカバリーウエアを充実させて、ファミリー層や若年層の送客につなげたい」と話した。店舗で血行促進効果の体験会などを開いて消費者にアピールする。衣料品事業の売上高を26年に25年比で5%増やす。

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