
ソニーグループと英科学誌「ネイチャー」は19日、科学やエンジニアリングなどテクノロジー分野の女性研究者を表彰する「Sony Women in Technology Award with Nature」の受賞者3人を発表した。それぞれに賞金25万ドル(約3900万円)を贈り、新たな研究や事業の立ち上げを後押しする。
賞は今年で2回目だ。ゴムのように伸縮する半導体材料を開発したゴン・シーウェン氏、筋肉のように動いて心臓を外側から補助する装置を開発したエレン・ロシュ氏、超音波でがん組織を物理的に破壊する技術を発明・実用化したシュウ・ジェン氏が受賞した。
都内のソニーG本社で開いた授賞式でシュウ氏は「当初はクレイジーだと思われたこの技術が臨床応用されるまでになった。世界で3000人以上が治療を受けている。体を傷つけない手術の新時代を切り開くと信じている」と述べた。
ソニーGとネイチャーは注目されることが少ないキャリア初期と中期の女性研究者を支援することを目的としている。賞金による研究費用面の支援に加え、受賞者同士の横のつながりを構築し、互いに連携する下地をつくる。ソニーGとの共同研究の可能性もある。
賞を創設したソニーGの北野宏明チーフテクノロジーフェローは「キャリア中期の研究者に研究を発展させてほしい。25万ドルあれば新たな事業を立ち上げ面白いアイデアを試せる」と期待する。
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