点検中のC57形1号機の車体に車輪を取り付けた(24日、京都市)

JR西日本は24日、京都市内の梅小路運転区で検査中のC57形1号機の蒸気機関車を報道公開した。JR山口線を走る「SLやまぐち号」として運行してきたが、2020年10月の車両故障で走行不能となっていた。10〜12月に開催する観光イベント「山口デスティネーションキャンペーン」で6年ぶりの運転再開をめざす。

C57は製造から90年近くたつ。蒸気機関車は4年に1回、機器や部品を取り外して定期点検する。同日、検査のために外していた車体をつり上げて再び台車と組み合わせた。20年の故障時にはピストンの一部が損傷し蒸気が漏れていたが、新たな部品をつくって交換した。

観光SLは車両の修繕に多額のコストがかかることなどから運行終了が相次ぐ。23年にはJR東日本の「SL銀河」、24年にはJR九州の「SL人吉」が引退した。SLやまぐち号はD51形機関車が運行しており、C57形が復活すれば2両体制となる。

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