
沖縄電力は25日、横田哲副社長(58)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。本永浩之社長(62)は代表権のある会長に就く。横田氏は同日の記者会見で「大きな投資をしていくなかで、カーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)を実現しないといけない」と語った。老朽化した設備を更新して脱炭素につなげる。
横田氏は技術部門の出身で、送配電部門に長く携わってきた。就任後は火力発電所など年数がたつ施設の更新に注力する。「技術出身だからこそ、現場と会話しながらきめ細かな形で進めることができれば」と語った。
同社は13万キロワットの火力発電設備を2032年度に新設する予定だ。最新鋭の機能を持ち、二酸化炭素(CO2)の排出量を5割ほど削減できるという。

燃料調達コストの削減や生産性の向上を進める「PXプロジェクト」も推進する。同社は25年度に経常利益120億円を目指してきたが、現時点では80億円にとどまる見通し。調達改革などで利益率を向上させる。
本永氏は19年から7年間社長を務め、43年ぶりとなる電気料金の値上げに踏み切った。2年とされる任期の途中で交代する形となる。燃料価格の高騰といった課題への対応が一段落し、26年度から新しい中期経営計画がスタートすることを踏まえて、トップ交代を決めた。
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