トヨタが米国で販売する「カローラ」のハイブリッド車

トヨタ自動車が26日発表した1月の世界販売台数(レクサス含む)は、前年同月比5%増の82万2577台だった。1月単月として過去最高となった。米国や欧州でハイブリッド車(HV)を中心に好調だったほか、中国でも主力車種の改良で前年を上回った。世界生産台数は一部車種の新型への切り替えなどで6%減の73万5097台となった。

海外販売は6%増の69万9512台で最高を更新した。米国ではトランプ米政権による追加関税の発動後もHVで好調を維持している。1月は17万6853台で8%伸ばした。日本から米国に輸出した台数は4%減の3万8298台だったが、トヨタは「配船や物流の状況、顧客の需要動向で上下するもの」と説明した。

足元で弱含んでいた中国も7%増の14万5464台と増加に転じた。モデルを刷新した多目的スポーツ車(SUV)「カローラクロス」などがけん引した。欧州では「ヤリス」や「ヤリスクロス」が好調で、12%増の10万4727台となった。

HVや電気自動車(EV)を含む電動車の世界販売は41万4386台で、全体の5割超を占めた。日本でも25年に改良したEV「bZ4X」が堅調だった。

世界生産はSUV「RAV4」の新型への切り替えの影響で前年を下回った。従来モデルに設定されていたガソリン車を廃止したこともあり、北米では25%減の13万4351台にとどまった。カナダは3分の1の1万6592台だった。

日本は日並びによる稼働日の減少で6%減の24万9827台となった。中国系メーカーの進出が続くアジアでは25万1428台と7%増加した。中国やタイなどで投入した新型車が好調で生産を支えた。

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