
大分県を地盤とする百貨店のトキハ(大分市)はサイバー攻撃の影響で発表が遅れていた2025年2月期の単独決算を発表した。最終損益は54億円の赤字で、27億円の債務超過になった。店舗建物の簿価見直しで減損損失を計上したため。
サイバー攻撃は25年3月末に発生したが、その影響を考慮して25年2月期決算の段階で本店と別府店の土地・建物の簿価を見直した。減損損失49億円を計上したことで最終赤字が拡大したという。
3月10日に子会社のトキハインダストリーの株式をイオン九州に譲渡して得る利益と、大分銀行グループの大分キャピタルパートナーズが引受先となる第三者割当増資の実施で「27年2月期中に債務超過を解消する見通し」(トキハ)としている。
売上高は1%減の530億円。営業損益は1億9800万円の赤字で、経常損益は3億8000万円の赤字だった。
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