
美容機器ブランド「ReFa(リファ)」を手掛けるMTGは26日、自動車部品大手のアイシンと業務提携すると発表した。第1弾として美容機器を開発した。超微細な水粒子を生み出すアイシンの技術を使い髪の湿度を保つことで髪色が長持ちする効果などが期待できる。今後、同技術を使った更なる機器開発を目指す。
発表した「ReFa HYDRAID(リファハイドレイド)」は美容室などで体験できる業務用機器で、4月から出荷を始める。アイシンが製造を担い、MTGが販売する。加湿器の蒸気の1000分の1以下の水粒子を髪に当てることで、トリートメントや縮毛矯正の質も高められるという。
アイシンは自動車の排ガスの処理技術を応用し2022年ごろから同様の美容機器を販売していたが、美容業界のノウハウがなく伸び悩んでいた。デザインなどを改良したほか、25年9月時点で約4万4000店の美容室と契約するMTGの販路とリファのブランド力を活用することでシナジーを生み出す。

導入する美容室側には機器を無償提供し、使った回数に応じて使用料を受け取る。美容室側は初期費用を抑えて取り入れることができ、新たな収益源として活用できる。MTGは既に、微細な泡で汚れを落とす機器を使った髪の洗浄サービスなどを同様の手法で販売している。
26日に開いたアイシンとの共同記者会見で、MTGの松下剛社長は「(アイシンの)技術を応用して第2弾、3弾とやっていきたい。まずは1万台を目標に展開していく」と意気込んだ。
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