SWCC(旧昭和電線ホールディングス)は27日、2026年度から30年度までの中期経営計画を発表し、光ファイバー製品の生産能力を25年度比で約7倍に増やす方針を示した。生成AI(人工知能)の普及によりデータセンターでの採用が増えると見込み投資する。

国内外で20億円を投じ、光ファイバーを束ねたリボン状の製品「e-Ribbon(イーリボン)」を増産する。うち10億円は宮城県の工場に投じ、海外にも投資を続ける。イーリボンを手掛ける「通信」事業全体では26年度から30年度にかけて30億円の設備投資を予定する。前中計期間(22〜25年度)の5倍の規模になる。

電力ケーブル事業では新中計期間中に、前中計比2倍の100億円を設備投資する。データセンターや再生可能エネルギーの拡大で電力需要が増え、電力用のケーブルを更新する需要を見込む。

半導体生産工程における検査用の製品を手掛ける「半導体」事業では設備投資を25億円と、同6倍以上に増やす。新中計期間におけるM&A(合併・買収)向けの投資枠は800億円とした。

30年度の事業目標は、営業利益が25年度予想比54%増の400億円以上、自己資本利益率(ROE)は20%以上(25年度は14%以上見込み)とした。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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