ダイドーリミテッドは、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインを購入すると発表した。資産売却や資金調達の拡大に伴う余剰資金を短期で運用し、資産価値の変動リスクを分散する狙いだ。
購入価格は最大で10億円。購入期間は3月2日から4月30日となる。暗号資産の保有残高については四半期ごとに時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上する。同社は「連結業績に著しい影響が生じる場合には速やかに開示する」とした。
財務戦略の一環としてビットコインなど暗号資産の保有を表明する企業が相次いでいる。各社は事業上のシナジーや資産価値の増大を掲げるものの、具体的な収益化や実効性については不透明な事例も少なくない。
ダイドーは2026年3月期の期末配当を従来予想の100円から50円に減額することも発表した。前期実績は100円だった。27年3月期以降の株主還元の方針については、株主資本配当率(DOE)で4%、配当性向で30%以上とする。
株主優待制度も変更する。現行の株主優待制度では保有株式数が500株以上の株主に対し株式数に応じて優待品を贈呈していたが、廃止する。保有株式数100株以上に贈呈される優待券は、電子商取引(EC)サイトに加え一部の実店舗でも使えるようにする。基準日は3月末とする。
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